「理学療法士おすすめの資格」で検索をかけると様々な資格がでてきます。
有名どころだと
・心臓リハビリテーション指導士
・3学会合同呼吸療法認定士
・認知症ケア専門士
・日本糖尿病療養指導士
・福祉住環境コーディネーター
・介護支援専門員
・認定・専門理学療法士
この辺はキャリアアップとしておすすめによく出てきますね。
では実際のところは必要なのか。
十数社を面接し、転職サイトも多数利用してきた結果をお伝えします。
私の保有している民間・協会資格: 新人教育プログラム終了、福祉住環境コーディネーター2級取得
転職サイトで理学療法士の資格以外の需要はあるのか?
転職サイトの求人を見る限り理学療法士以外で最も需要があるのは運転免許証です笑
いくつも見ましたが上記先ほどあげた資格を優遇するのはごく稀かと思います(少なくとも私は見つけられませんでした)
職場で認定療法士、3学会、心リハ、ケアマネを取得している方々に聞いても特に有利になるとは言っていませんでしたね
当然のことなのですが、せっかく取得した資格なので少しでも優遇されるといいなと思います。
理由は過去記事に書いてある通り、どんなに優秀でも診療報酬が同じだからです。
これが理学療法士が努力しても給料が上がらないと言われる所以ですね。
面接で資格の話題はでるのか?
面接をいくつも受けてきましたが、新プロ、住環境コーディネーターについて話題に上がることはありませんでした。
面接官の階級が高くなるほど資格よりも将来のビジョンについての話になります。
社長と話すときは面接で1時間くらい様々な話題について話しましたね。
このことから資格についての優位性は皆無といっても良いかもしれません
資格を取るメリットはあるのか?
ここまでの話だと資格を取るメリットはなさそうですね。
では実際どうなのか?
給与に影響はしないが、あるとないで社内での見方が多少は変わると言えるくらいです。
資格というの知識の証明書です。
特にこの業界でとれる資格で管理者スキルが向上するわけではないですし、単価が上がるわけでもありません。
勉強が好きな方は証明書として取得するのは良い思います。
私も福祉住環境コーディネーターはあった方がいいかな〜くらいの気持ちで取得しました。
まとめ
資格取得で給与が上がるということは殆どありえない
転職で有利になることもごく稀
給与を伸ばすために取ろうとしてるなら国家資格をとろう
資格取得をしようとしている方を否定しているわけではありません。
私自身も資格を取ろうと思ったことは何度もあります。
しかしこの業界では努力が単価に反映されることがないというのが特徴です。
そのため私は資格を取得する時間をお金を増やすための勉強時間に当てることにしました。
この業界の資格は給与を伸ばすためではなく、自己研磨のためのものだと思いましょう。
本当に資格で給与を伸ばしたいなら看護師か医者にジョブチェンジくらいですかね
全く異なる業界に行けば努力が報酬に変わることも多いです。ただ医療職ほど甘くないので注意しましょう。
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