フリーランス理学療法士は稼げるのか？

私は現在フリーランスの理学療法士として働いています。

フリーランス(個人事業主)のイメージとして安定していない、大変そう等あると思います。

実際どんな働き方をしているのかお伝えしていきます。

仕事内容

フリーランスのため仕事内容は様々ですが、私は訪問の業務委託をしています。準備中ですが整体を開く予定です。

訪問の業務委託といっても仕事内容に大きな違いはありません。

訪問にいって、必要書類の作成、担当間での連絡といった訪問リハに勤めたことがある人であれば当たり前のことですね。

正社員と業務委託で大きく違う部分として

時間的制約、空間的制約がない

正社員であれば朝8:30に出勤し朝礼をして17:00に事務所に戻りミーティング、委員会など訪問以外の業務を行います。

また訪問が午後３時で終わっても帰ることは出来ません。時間的、空間的に制約をされてしまいます。

この時間がもったいないと感じるか、ラッキーと感じるかはその人次第ですが、フリーであれば帰ることができます。

また直行直帰は当たり前、無駄な人間関係も必要なく本当に業務のみしかありません。

確定申告など正社員では必要ない事をしなければならない

フリーランスで働く以上必ずしなければならない確定申告。

そのほかにも保険料、年金の支払い等。

正社員は給料から引き落としですがフリーは違います。収入を計算し税金は残すようにします。

また会社負担がないため税金は予想以上に高いです。

依頼の取り方・営業方法

これは訪問リハビリでの話になりますが、２パターン存在します。

1つ目：業務委託契約を募集している訪問リハビリを探す

2つ目：訪問リハビリを行っている会社に業務委託契約が可能か問い合わせる

この２つくらいだと思います。私はどちらも経験していますが業務委託契約を募集しているところはかなり稀です

業務委託契約が可能か問い合わせても成功する確率はかなり低めです。

仮に可能であっても不利な条件であることも多いので積極的な交渉ができない方は1つ目の選択肢がいいでしょう。

訪問リハビリであれば営業をしてもしなくてもどちらでも大丈夫です。

依頼は大体入ってくるので利用者をもらうだけとなります。

整体など独自で行う場合はチラシ配り、ホームページ作成等を全て行うため同時進行する場合は少し大変です。

月収(年収)

ほとんどが正社員より確実に年収は跳ね上がります。その分税金も跳ね上がりますが…

病院勤務であるならば300〜500万円くらいが正社員の限界ですかね。最高役職の場合を除きます。

訪問リハビリであれば450〜600万円が多いです。歩合制のとこであれば600万円というとこはよく見かけます。

週５回８時間勤務で休憩なしというのが多いでしょうね。

休憩ありと記載してありますが正社員の殆どが休憩できていない場合が多いです。

要は９時間労働をしているわけです。実際はその後書類作成やミーティングなどもあるので、さらに業務時間は増えます。

直行直帰のところを選べば少しは楽ですが、正社員に必須な社内研修などは参加しなければなりません。

業務委託で行う場合

週４日/１日5〜8時間勤務(訪問件数次第)年収420~500くらいです
20代臨床経験3年目モデルです

正社員でないのでミーティングなど無駄な時間は一歳ありません。

訪問ルートの悪い、単価の低い利用者は断ることができます。

先程正社員と同じだけ働けば年収700は目指せます。年間休日は135で計算してこの額です。

自分で全てを調整する働き方を選ぶとその分のコストがかかりませんので給与が高くなります。

保険料や年金は会社との折半ではないので高くなりますが節税対策を行う事で抑えることもできます。

まとめ

・フリーランスの方が年収は確実に上がる
・自分で全てを管理しなければならないので管理の出来ない人は稼げない
・現代の流れに沿った働き方ができる

フリーランス・企業をするなら若ければ若いほどいいです。

超高齢化社会の日本において若さとは最強の武器である事を自覚しましょう。

加齢は現代医学を持ってしても防げず、どんな大富豪でも防げません。

理学療法士は30代までなら正社員にいつでも戻れますのでその優位性を生かすべきです。